自然にふれる宝が丘保育園

裏山の竹林・東屋

 自然公園の造成は、平成9年頃、園児が裏山の竹林でタケノコを掘っているときの楽しそうな様子を見て、「ここに遊び場を造ったらどんなに喜ぶだろう」と思ったのがきっかけでスタートいたしました。
  平成11年、西光寺の協力を得て、雑木林を切り開き、自然公園にする計画を立てたのが始まりです。 

自然公園の整備

 父兄や地域住民の協力で、墓地の上の緩やかな傾斜地をまず整備。雑木を伐採、遊歩道を整備、ベンチを設置し、大きな木を利用したブランコを造りました。
(財)新潟市都市緑化センターの助成事業として、一帯に記念樹などを植栽。シルバー人材センターの協力も得て、さらに自然公園の区域を広げ整備しました。

小皆川

 尾根まで雑木を伐採し、途中の平らな土地に、小さな東屋も建設しました。平成14年、公園の下を流れる小皆川に蛍がすめる環境をつくりたいと思い、整備し完成させました。 これらの努力の甲斐あって、2004年6月10日頃から蛍が飛び始めました。今も近所の方を中心に、蛍鑑賞に訪れる方も多く、皆さん時間を忘れて、しばし幻想的な世界に魅せられているようです。

ビオトープ

 平成18年には今の場所では、洪水もあり蛍の幼虫が流されるので、昔の棚田の所にビオトーブ(総延長62m)が完成しました。自然公園は、標高133mほどの見晴らしの良いところにあります。現在公園には、遊歩道・ベンチ・ブランコ2ヶ設置・小さな東屋3ヶ設置・サクラ、コブシ、ムクゲ、レンギョウ、アジサイなどのさまざまな花木があります。

蛍川

 蛍川周辺は、自生のアジサイやモミジに加え、さまざまな草木も植えられており、昼間は自然公園と合わせて、ハイキングコースとしても楽しめます。待望だった「ビオトープ」の規模は延長65m水路幅員1.5m 歩道幅員 3mです。尚造成費補助として朝日酒造主催の「(財)こしじ水と緑の会」より30万円の助成を頂きました。

蛍舞う

 現在「アジサイ」の手入れと、山から流れ出た小枝や杉の葉を拾ったり、水草(クレソン)を育てて幼虫の隠れ家や餌にと思っております。平成20年6月下旬には待望の「ホタル」が舞い上がり、父母会の皆さん、及び加茂ライオンズクラブ、加茂ガールスカウト皆さんでホタル狩りをしました。毎年7月上旬まで乱舞が見られます。